マービン博士とキャロルは仕事場で報告書のテープを聞いていた。するとそのテープには先ほど車で聞いたのと同じ音が録音されていた。幻覚ではなかった!UFOと接触したことの決定的な証拠が残っていたのである。
その後、キャロルの父ハンリー元帥からの報告で前回打ち上げたはずの見測用ロケットが黒こげになってパナマに落下したことを知る。それ以前のロケットも全て大気圏外で爆発していたという。
「まさか・・・誰かがロケットを打ち落としたのでは?」
「そんな武器がどこに?」
「どこにも無いはずです。」
ハンリーは次のロケットの打ち上げを延期するよう助言するが、次のロケットにはカメラをマイクを積んで原因を突き止めることになっていたので、打ち上げは予定通り行われることになった。
発射準備が完了したその時、監視塔に未確認物体が接近してくる。
「レーダーで空飛ぶ円盤を確認!」 (o^^)oワクワク
空飛ぶ円盤はロケット発射場近くに着陸。円盤の下部が開きバリヤーのようなものが張られ宇宙人が中から現れる。
しかし、円盤から降り立った宇宙人はシンプルそのもの。虚弱体質のためのパワースーツようなものであると後に判明するのだが、デザインは低予算の権化のようだ。手はまん丸でドラえもん状態。
ハリーハウゼンは、このいかにも嘘っぽい直立不動のエイリアンのデザインは気に入らなかったらしい。彼が、以前に考え出したデザインは、ウォーム型(手足のないミミズや蛭のような虫を指す)のエイリアンだったのですが、やはり予算と時間の都合で着ぐるみでの撮影になったと思われます。
良く見るとこの円盤の下部分に三つのコブのような物があるのですが、これは円盤をワイヤーにぶら下げる為に取り付けられたそうです。
一人がバリヤーの外に出てくる。
「攻撃用意!」
「撃てぇぇぇー!」
( ゚ ρ ゚ )
バタッ。
あっさり倒れる宇宙人・・・無防備すぎ。何で出てきたのか。
案の定、人類側は反撃にあい、ロケット基地は壊滅状態。ドラえもんの手からはものすごい破壊光線が。マービンとのキャロルは地下に閉じこめられ、ハンリー元帥は宇宙船に拉致されて脳を改造されて宇宙人の記憶装置にされてしまう。